「+h.はやっぱり自分が今までやれなかったことを自分の裁量で自由にやりたいと思っています」 ー 本多史典氏へのインタビュー

「+h.はやっぱり自分が今までやれなかったことを自分の裁量で自由にやりたいと思っています」 ー 本多史典氏へのインタビュー

本多史典氏は、「ジョバンニの島」のプロデューサーで、磯光雄監督の「地球外少年少女」を制作するためにアニメーションスタジオプロダクション・プラスエイチを設立した方です。今回、プロダクション・プラスエイチを訪問した際にお会いすることができ、ショートなインタビューをさせていただきました。   オリジナル(英語版):https://ffl.moe/plusH ジョワイエ・ルド 日本語版の編者: ワツキ ・マッテオ, 同志かりん...
「映画祭が持ってる意味って事が有るとすれば、一つはやっぱマーケットっていうね」『新潟国際アニメーション映画祭』で押井守監督のインタビュー

「映画祭が持ってる意味って事が有るとすれば、一つはやっぱマーケットっていうね」『新潟国際アニメーション映画祭』で押井守監督のインタビュー

新潟国際アニメーション映画祭は、2023年3月に第1回を開催し、世界各国の作品を紹介しました。そして、この新しい映画祭を見事にスタートさせたのが、世界的なアニメ監督である押井守氏の審査員長でした。 『パトレイバー2』や『御先祖様万々歳!』など、押井守監督の作品はアニメの歴史を塗り替え、新しい世代に影響を与えた。 この度、押井氏に本映画祭の審査員長としての経験、新潟で特別上映された映画『スカイ・クロラ』、そして現在のアニメ業界に対するご意見を伺う機会を得ました。 オリジナル(英語版):https://ffl.moe/oshii...
3Dで考えるアニメ、 吉浦康裕氏へのインタビュー — 19th Carrefour du Cinéma d’animation(第19回 カルフールアニメーション映画祭)

3Dで考えるアニメ、 吉浦康裕氏へのインタビュー — 19th Carrefour du Cinéma d’animation(第19回 カルフールアニメーション映画祭)

2000年代初頭、何人ものアーティストが個人製作の短編アニメを発表し、それをきっかけに商業アニメへと進出していきました。 一例として挙げられるのは新海誠氏、2002年に短編映画『ほしのこえ』を発表し、個人製作への注目が集まる一助となりました。 吉浦康裕氏もそのアーティストの一人です。90年代、若き日の吉浦康裕は、ビデオゲーム 「MYST」の広告を偶然目にし、3DCGが持つ世界観の構築の可能性に魅了されます。祖父母から贈られたPower MacとCGIソフト「Strata Studio...
アニメ制作の昔話 ー 竹内孝次のインタビュー

アニメ制作の昔話 ー 竹内孝次のインタビュー

前回のアヌシー国際アニメーション映画祭にて私たちは良く知る顔、毎年MIFA(アニメーション国際見本市)にて数々の活動を発表する竹内孝次氏と顔を合わせる機会を得ました。私たちが竹内氏と初めて出会ったのは2017年の同祭典でのことです。竹内氏が泊まっていたホテルが私たちの滞在場所の目の前だったので、毎日シャトルバスを共にしていたのです。ある日の夕方、私たちだけがバスに乗っている中、竹内氏が話しかけてきました。そこで私たちは彼がアニメ界の伝説的なプロデューサーであることを知りました。乗車中竹内氏は宮崎駿氏や高畑勲氏との仕事の経験や、『NEM...
「電脳コイル」総作画監督 井上俊之インタビュー

「電脳コイル」総作画監督 井上俊之インタビュー

〜「リアル系」アニメーターの系譜、そして『電脳コイル』から『地球外少年少女へ〜 fullfrontal.moeでは『地球外少年少女』でメインアニメーターを務めた井上俊之氏にメールインタビューを行った。磯監督との関係や『電脳コイル』のこと、多くの「リアル系」アニメーターの話にまで話題は広がった。以下、井上氏とのインタビューをお届けする。 オリジナル(英語版):https://fullfrontal.moe/toshiyuki-inoue-interview/ ワツキ ・マッテオ セラキ・ディミトリ...